2009/1/19 月曜日

◆格差社会スパイラル

Filed under: ・最近読んだ本 — Suz @ 11:47:02

格差社会を生き抜くには、
コミュニケーション能力が必要不可欠だと書かれています。

格差社会スパイラル

格差社会スパイラル
コミュニケーションで二極化する仕事、家族 (単行本)
山田 昌弘 (著), 伊藤 守 (著)

《コミュニケーションは、「一緒にいるための技術」であり、それは、すべての人が学ぶことができる》

《人は、人との関わりを通して知能を発達させてきた生き物ですから、コミュニケーションが薄くなると刺激もなくなり、知能も発達しなくなります。》

《チームをつくることは、自分たちの生存確率を上げる手段だったのです》

《心理学者のアルフレッド・アドラーは、「人が仕事で失敗するのは、知識や技術が足りないからではなく、人間関係が創れないことが原因の90%である」と言っています。》

著者がお二人ということで、自説についてはふむふむと読んだのですが、お二人の意見を融合して、ひとつの結論に結びつけるという作業が弱いように感じました。
一章でも対談形式にしたらよかったのではないかと思います。

ニートやフリーターなど格差社会について論じる山田氏と、企業の中で(おそらく正社員に対して)コーチングを指導する伊藤氏。
今現在、どのように双方の間に架け橋をかけるのか、そのヒントがほしいと思いました。

また、ここは自分で考えていかなければいけないことかも、そんな感想を持ちました。

2008/12/5 金曜日

◆するどい「質問力」!

Filed under: ・最近読んだ本 — Suz @ 9:21:22

美容院にいる間に読み終わりました。

するどい「質問力」
するどい「質問力」! 図解問題を1秒で解決する (単行本)
谷原 誠 (著)

質問のプロである弁護士の方が書かれた「質問力」の本。

とにかくシンプルでわかりやすいです。
あっという間に読み終わります。

それでもこれに書かれていることを実践すれば
すぐに本代を回収できると思いました。

私が今まで一回も使ったことがなかった質問は、
「耳が痛い話」が聞ける質問術。

「あなたが私の立場なら、当社の何を変えようと思いますか?

「今回、私が契約をいただけなかった最大の原因はどこにあったのでしょうか?」

「今後、お客様にご満足いただくには、どのような点に注意すればよいと思いますか?」

「私に足りないところはどこでしょうか?」

人間関係ができているという前提でないとできない質問ですが、
これに答えてもらったら、改善することを教えてもらった
ということなので、とてもありがたいですね。

重要な打ち合わせや会議の前にパラパラめくると
必要な質問がきっと目に止まると思います。

手元においておくといい一冊。

2008/11/28 金曜日

◆読書進化論

Filed under: ・最近読んだ本 — Suz @ 12:30:17

本は他者の人生の疑似体験。

読書進化論
読書進化論~人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか~
(小学館101新書)
勝間 和代 (著)

なぜ、私たちは読書をするのか、そのことに明確な答えを出していて、とてもすっきりします。

「本のほうがインターネットより優れている点は、有料のために市場原理が働きやすいので、コンテンツやその製作者が、質に応じて淘汰されやすくなるところでしょう」

「良書による読書は、成功や自由を継続的にもたらし、私たち読者を進化させ続けるのです」

「本選び基準のひとつは「ウェブや友だちの話より質が高いかどうか」」

「大事なことは、「目標を明日できる行動に落として明示する」ということです。
「目標」ではなく「行動の指針」に落とす。
本を読んでも、「では、明日私は具体的に何をするんですか」という疑問に答える必要があるのです」

なるほど、だから勝間さんの本は再現性がとても高いんだと納得しました。

副題の「人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか」にあるようにウェブと本の関わり方についての記述はとても新鮮でした。

特に第4章「売る」仕組みを進化させるでは、出版業界は、マーケティングの4P「プロダクト(商品)」、プライス(価格)、プレイス(流通チャンネル)、プロモーション(広報宣伝)」のうち、プレイスとプロモーションが弱いとして、戦略をつくり、仮説を立て、地道にマーケティングをして本を売っている様子を知ることができます。

これにどうやってウェブをからめているのか、マーケティング戦略としても読み応えがありました。

2008/11/5 水曜日

◆人類が消えた世界

Filed under: ・最近読んだ本 — Suz @ 10:58:33

久しぶりに早川書房の本を読みました。

人類が消えた日
人類が消えた世界 (単行本)
アラン・ワイズマン (著), 鬼澤忍 (翻訳)

さて、この本は、

いま人類が忽然と姿を消したら、世界各地ではいったい何が起こるのか。

というテーマで書かれた本です。

YouTubeに「あなたがいなくなった後の家はこうなる」という映像があります。

ニューヨーク、アフリカ、太平洋、朝鮮半島、石油化学工業地帯、原子力発電所などなど。

人類がいなくなると、2~3日で、ニューヨークの地下鉄は
排水機能が麻痺し、水没するのだそう。

著者のアラン・ワイズマンは世界各地のさまざまな分野の専門家に意見を聞いて、人類が姿を消した後の世界について語っています。

この本を読んで、知らないことって多いなぁと思いました。

作物の恵みのおかげで、人口が爆発的に増える。
人口が増えれば、家畜も、牧草も、畑も、もちろん水も、もっと必要になる。
家畜が草を食べれば食べるほど、空へ向かって蒸発する水分は減り、雨が降らなくなる。
その結果が、こんにち私たちが目にする灼熱のサハラ砂漠である。

サハラ砂漠は、6千年前は緑のサバンナだった。
そこにホモ・サピエンスが穀物を栽培し、家畜を育てるようになったことで気候の影響だけなら起こるはずのない変化を被った。

そうだったんですね。

人間が、地球に残した負の遺産についての記述を読むと気が滅入りました。

・太平洋で渦を巻くゴミ捨て場は、2600万平方キロ(アフリカ大陸並みの面積)。海の中のプラスチックが消滅するには何十万年もかかるでしょう。

・原子炉から出た劣化ウランは、アメリカ国内だけでも少なくとも50万トン存在する。この劣化ウラン、半減期が45億年・・・。

読む前は、自然や動物が繁殖する牧歌的なものを想像していたのですが、さにあらず。
今盛んに言われている「環境問題」を大局的に見ることができました。

最終的に50億年後以降は、太陽の熱にさらされ地球は燃えつきる。

そしてその後も・・・

テレビやラジオから流された放送電波は宇宙空間を漂いつづける。

というところが、SF的で一番気に入ったところでした。

2008/10/20 月曜日

◆トップ1%のプロフェッショナルが実践する「見た目」の流儀

Filed under: ・最近読んだ本 — Suz @ 11:26:20

いくら中身が素晴らしくったって、
そのよさを伝える外見にしなければ、ダメなんです。
(ホンダ創業者・本田宗一郎)

見た目の流儀
トップ1%のプロフェッショナルが実践する「見た目」の流儀―11万人の顔を創った美粧師が明かす (単行本)
岡野 宏 (著)

著者の岡野さんは、40年間で11万人の顔を創った元NHK美粧師です。

岡野さんが顔を創った有名人にはこんな人たちがいます。

元総理大臣 田中角栄、橋本龍太郎
松下電工創業者 松下幸之助
ソニー創業者 盛田昭夫
ホンダ創業者 本田宗一郎
指揮者 カラヤン

「できる人」と「できない人」の外見に対する意識の差は、
・自分の役割は何か
・装うことの目的は何か
を常に考えているか否かであるとのこと。

そこでこの本には、「できる人」になるためにすぐに取り入れられるテクニックが満載です。

5万円のスーツを8万円に見せるには、サイズの合ったオーダーのワイシャツを着ること。

自分に自信が持てないときは、身体の先端のパーツに磨きをかける。
(これと同じことネイルサロンの店長さんが言ってました)
・爪をきれいにする
・靴を裏側まできれいに磨く
・耳に乳液をつけ光らせる

一瞬で目力を出す方法
・目薬をさす、あくびをする
・ひざやテーブルの下に白い紙をレフ板代わりに置く。
 目の下の隈、たるみも消える。

特に男性は、スーツを買うときのチェックポイント、ネクタイの買い方、ネクタイの結び分けでプロフェッショナルに一歩近づく

というようなところが役に立つのではないでしょうか。

また、本で紹介される著名な方々とのイキイキとしたやりとりもこの本の魅力。

この秋、おしゃれをしたいなと思っている方、特に男性におすすめします。

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