◆人間この信じやすきもの
「洗車をするとすぐに雨が降る」
「自分が行きたい方向へ行くエレベーターよりも
逆方向へ行くエレベーターのほうが多い」
「風呂に入っているときに限って電話がかかってくる」
これってホント?
人間この信じやすきもの―迷信・誤信はどうして生まれるか (認知科学選書)
トーマス ギロビッチ (著)
守 一雄 (翻訳), 守 秀子 (翻訳)
実は、これらの負のできごとは記憶に残りやすく、また逆のできごとは、スムーズに行われるため、記憶に残りません。
よって、強調された情報や先入観、思い込みで物事を捉えてしまうことが私たちにはあります。
また、人づきあいで自分の立場をよく見せようとし、有名人の名前をやたらと出したり、自慢話をしたりすることの多くが失敗に終わるにもかかわらず、人々がやめないのはどうしてでしょうか?
これは、使っている人々が効果があると思っているから。
話を聞く人は、本人に面と向かって嫌悪感を示すことはあまりないためうまく受け入れられたと勘違いしてしまうのです。
偶然の一致はなぜ起きるのか?
何人かの人が集まったパーティで、参加者の中の2人が同じ誕生日という確率は?
23人のパーティでは → 50%
35人のパーティでは → 85%!!
これは統計学の見地から見たら特別なことではないのです。
とまぁこんな風に私たちが誤って信じていることの種明かしをしてくれる本です。
超能力や健康法をなぜ信じるのかについても具体的に書かれていて、とても興味深く読みました。
この本、図書館で借りて読んだのですが、お値段が消費税込みで2987円。
お値段どおり、とても中身がぎっしりつまった読み応えのある本でした。
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