◆3年で辞めた若者はどこへ行ったのか
著者の城さんは熱い。

3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 (ちくま新書)
城 繁幸 (著)
この本で語られているのは、昭和的価値観からの脱却。
私もずいぶんとらわれているなと感じました。
昭和的価値観を成り立たしめたものは、
戦後に確立した年功序列と終身雇用の両制度。
この制度下においては、雇用のイニシアチブは企業側が完全に握り、長時間労働や雇用の男女格差は当たり前になっています。
そういう会社に嫌気がさし、若者の流失が止まらなくなっている現実。
では次に求められる平成的価値観とは?
それはひと言でいうと「多様性」。
これから求めらる人材像は、放っておいても自分で課題を見つけ、どんどん伸びていけるタイプ。
常に向上心をもって自己啓発していける人。
この10年で、企業の人材に対する考え方は180度変わったようです。
それと、20代の間に転職を経験する人間の割合は5割を超えているそう。
著者はあとがきで、
これからは「労働者が適正な報酬を得られるシステム」
を確立し、次世代をにらんだ利益配分システムを作り上げることだ
と書いています。
社会の仕組みがどのように変わっていくのか、この視点でも見ていきたいと思いました。
トラックバック URL :
コメント (0)


