◆読書進化論
本は他者の人生の疑似体験。

読書進化論~人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか~
(小学館101新書)
勝間 和代 (著)
なぜ、私たちは読書をするのか、そのことに明確な答えを出していて、とてもすっきりします。
「本のほうがインターネットより優れている点は、有料のために市場原理が働きやすいので、コンテンツやその製作者が、質に応じて淘汰されやすくなるところでしょう」
「良書による読書は、成功や自由を継続的にもたらし、私たち読者を進化させ続けるのです」
「本選び基準のひとつは「ウェブや友だちの話より質が高いかどうか」」
「大事なことは、「目標を明日できる行動に落として明示する」ということです。
「目標」ではなく「行動の指針」に落とす。
本を読んでも、「では、明日私は具体的に何をするんですか」という疑問に答える必要があるのです」
なるほど、だから勝間さんの本は再現性がとても高いんだと納得しました。
副題の「人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか」にあるようにウェブと本の関わり方についての記述はとても新鮮でした。
特に第4章「売る」仕組みを進化させるでは、出版業界は、マーケティングの4P「プロダクト(商品)」、プライス(価格)、プレイス(流通チャンネル)、プロモーション(広報宣伝)」のうち、プレイスとプロモーションが弱いとして、戦略をつくり、仮説を立て、地道にマーケティングをして本を売っている様子を知ることができます。
これにどうやってウェブをからめているのか、マーケティング戦略としても読み応えがありました。
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